11月上旬にセレスティアル オリンピア号のエーゲ海4日間周遊クルーズに一人で乗船したレポートや感想です。一言で言うと、夢のような時間を過ごしました。
予約の経緯やお得な手配方法、費用は「エーゲ海クルーズを個人で格安に手配する方法」で綴っています。費用は約10万円。
Celestyal Cruises
【クルーズのスケジュール】
11/4 11:30 アテネ/ピレウス港出航
18:00 ミコノス島(ギリシャ)到着
23:00 出航
11/5 07:30 クサダシ(トルコ)到着
13:00 出航
16:30 パトモス島(ギリシャ)到着
21:30 出航
11/6 07:00 ロードス島到着
18:00 出航
11/7 07:00 クレタ島イラクリオン(ギリシャ)到着
11:30 出航
16:30 サントリー二島(ギリシャ)到着★30分早く到着
※ここでクルーズ船を途中離脱
21:00 出航
(翌11/8 7:00 アテネピレウス港帰着)
4泊5日の日程で6か所も寄港するよくばりな内容になっています。アクティブに動き回りたい人におススメ。もちろん寄港地で下船せずに船でのんびりするのも自由。豪華客船といえどカジュアルなランクのクルーズ船なので肩ひじ張らずにリラックスできます。
11月はオフシーズンですが、天気はずっとよく気温も思っていたより高く、日中はなんとデッキのプールに入れてしまうような暖かさでした。オフシーズンはクルーズもホテルも安くなるので10月~11月上旬は穴場だと思います。11月中旬以降になるとさすがに厳しいかも。このセレスティアルクルーズも11月中旬でシーズン運航が終了します。
セレスティアル オリンピア号について
総トン数:37,589t |全長:215m 最大幅:28m |乗客定員:1,664名|乗組員数:540名 |就航:1982年
船の大きさを表すトン数は37000トン。クルーズ船の中では中型です。それでも、今までフェリーしか乗ったことのない私にとってはびっくりするほど巨大な船に感じました。12階建てでクルーズに必要な設備は一通り揃っています。
ロードス島の港で別の90000トン級のクルーズ船と並んだときは、その大きさの違いにびっくり。ちなみに世界最大のクルーズ船は220000トン。ロイヤルカリビアン社のオアシスオブザシーズクラスがあります。想像できません。
大きければいいってもんでもないし(その分人も多くて疲れる、と想像)、コンパクトな船ならではの居心地の良さなんかも感じられると思います。
下記写真は左がセレスティアル、右が9万トン級のロイヤルカリビアン。手前にもう一隻ある紺色の船はM/V Clioという小型船で3504トン。
セレスティアル社はオリンピア以外にも3隻保有しています。ピレウス港でオリンピア号の隣にクリスタル号Crystalが停泊していました。こちらは25000トンとオリンピアより一回り小さいですがそれでもすごく大きいと感動しました(オリンピア号と間違えて乗ろうとした。笑)
セレスティアルの売りというか他社との差別化ポイントは、クルーズ代に飲み物代や一部エクスカーション(寄港地でのツアー)が込まれていること。飲み物はアルコールも何でも基本飲み放題!ソフトドリンクもカクテルも含まれていて無料枠で十分満足できました。(一部別料金のものもあり)。一般的にクルーズでは飲み物別料金が普通で飲み放題は1日ひとり50ドル、4日間200ドル、2人なら倍の400ドル、のように意外と高額です。クルーズ代金は安くして敷居を下げそういうオプションで稼ぐビジネスモデルなのかなと思います。
アテネ ピレウス港
今回のクルーズの出発はアテネのピレウス港。ピレウスはアテネの町から地下鉄で20分くらいですが、今回利用する出発ターミナルはピレウス駅から徒歩20分くらい歩く距離なので、アテネの町中からタクシーで行きました。ターミナルまで20-30分くらいです。
ピレウス港は大きく、ターミナルがE1からE12までたくさんあります。セレスティアルの出発はE11ターミナルでした。
タクシーを降りて歩いてターミナルへ。途中屋外に小さなカウンターがありセレスティアルの旗が立っていました。ここが一時受付のようです。チェックインして書類をもらい荷物にタグをつけます。荷物はカウンター隣で預け入れ。空港と同じような仕組み。建物に入って書類(体調確認のような内容)に記入して提出し、次に中のカウンターで乗船カードを受け取りパスポートを預け入れる。預かり証の紙をもらうのでなくさないように保管しましょう。乗船カードには名前や部屋番号が印字されていて船ではこれがお財布がわりにもなります。ゲートを抜けてセキュリティチェックを受け、いよいよ乗船です。徒歩で船に乗ります。
部屋はまだ準備中で入れないということで、5階のラウンジで待つように言われる。エレベーターで5階へあがります。
船の中にエレベーター!これも初めての経験。中に入ってしまうと船というより巨大なホテルです。
じゃっかん昭和のかほりのする5階のラウンジは(1982年にできた船ですからね)この船で一番広いので、乗下船時など何かと集まるのはこのラウンジとなる。
出発3時間前と早めに来たためかまだ人はほとんどいない。
ラウンジでじっとしていられるわけもなく、船の探検開始です!
ラウンジをまっすぐ進むとピアノのあるおしゃれなバーエリア。
さらにまっすぐ進むともう一つバーラウンジ。後の話になるがクルーズ中はここでは料理教室やワイン試飲会などが開かれていた。
そのラウンジを抜けると外に出られるドアがあったので出てみた。
そこから階段を一つのぼると広い甲板にでた。
ぐるっと反対側に回り込むと先の見えない果てしない廊下。
「ひろいなー!これ全部一通りめぐるのにどれだけかかるだろう。とうめんは迷子になりそうだ」
このほかのスポットはおいおい紹介していく。
【部屋】
館内アナウンスがあり部屋の準備ができたとのことで行ってみることに。アナウンスは多言語で日本語もちゃんとあった。今回は一番安い内側の部屋で最下層客室のデッキ2にある2054です。ドアの前にはちゃんと荷物が届いていました。ドアを開けた第一印象は「思っていたより広いぞ♪」狭いのを覚悟していたのですが、思ったほどではなかった。
ベッドが動かせたので勝手にダブルベット仕様に。より快適です♪
ベッドの上、両壁についているのは折り畳みベッド。これを下げることで最大4人まで寝ることができます。そうなるとさすがに狭そう。。この上段ベッドはついていない部屋もあるので、それを選んだほうが気持ち広く感じるかも。上段ベッドがあるかどうかは部屋を選ぶときにわかるようになっている。
パスルーム&トイレ。充分でしょ。お湯もちゃんとたっぷり切れることなくでました。ここ一番心配してた。お湯がでなくなるのはヨーロッパの古いホテルであるあるなので、それよか優秀です。
再び一番上のデッキに行ってみる。バーが既にオープンしていたので早速一杯いただく。メニューにある飲み物ぜんぶ無料ですって。なんということでしょう。
最初の一杯はオリジナルノンアルカクテル「ミッキーマウス」。
最高です!晴れ間も見えてきました♪
「レポート(2)出港とミコノス島」に続きます。
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