ギリシャ’19

世界一のビジネスクラス!カタール航空「Qスイート」うっかり搭乗記

*このページには自動広告が表示されます。広告により無料で情報提供しています


世界ランキング一位に何度も選ばれているという、カタール航空のビジネスクラス「Qスイート/Qsuite」になぜか乗ってしまったので搭乗レポートです。
それはもう、夢のような世界でした。

きっかけは「アップグレードオファー」

庶民の私がビジネスクラスシートを購入できるわけもなく、最初はもちろんエコノミークラスでカタール航空のアテネ行き往復をおさえていました。セール時の購入で往復7万円。
搭乗日の4日前になって一通のメールが着信。カタール航空からの「ビジネスクラスアップグレードオファー」でした。しかし、このオファーは申し込みませんでした。対象フライトがドーハ→アテネの5時間フライト区間のみでその価格70,604 JPY。私が買ったエコノミーアテネ往復と同じくらいするのです。さすがにコスパいまいちで手が出ない。
ところが。搭乗日当日のお昼ごろ、座席を再確認しようと予約のコントロールにログインすると、追加のビジネスクラスアップグレードオファーの掲示がでていました。
「羽田→ドーハ 62054JPY」

「!!!!????」
これはさすがに動揺。だって、この区間はカタールが誇る世界一のビジネスクラス「Qスイート」搭載機材です。そして12時間という長時間フライトのアップグレードが、普通ビジネスクラスであるドーハ→アテネの5時間フライトより安いのだから。しかもドーハ→アテネのアップグレードは当初より値あがっていました。Qスイートも値上がっちゃうかも?

ポチッと。
うっかり申し込んでしまいました。

ちなみに普通に日本→ヨーロッパでカタール航空のビジネスクラスと買うと、そのお値段オフシーズンで約40万円。

Qスイートの座席選び

カタール航空の公式サイトで座席指定は可能ですが、図が簡略化されていて正直すごくわかりにくい。なにがどうなっているのやら??システムが追いついていない感。

そこでサイトSeatguru先生です!飛行機のGood seat、bad seatがわかるサイトで図もすごくわかりやすい。
 
緑色の座席がGood seatです。なぜかというと、窓が近いから。注意が必要なのは10列と11列。公式サイトではつながっているように見えますが、実際にはなんとこの間にギャレーエリアがあります。
アップグレード購入直後は窓側はすべて埋まっていて、真ん中しか選べませんでした。

搭乗 羽田→ドーハ


チェックインではアップグレードと言えど、ビジネスクラスカウンターでOKです。エコノミーの長い列を横目にスイスイチェックイン。

そして搭乗時も優先搭乗。搭乗間際になって、突然名前が呼ばれカウンターに行ってみると「座席の不具合で変更」ということで、12Dから1Aになりました。
Goooood seattttt!!キター(≧■≦;)

搭乗口もビジネス専用。

そしてこちらがQスイートです!完全個室!中央上部にラゲッジ収納がない分、広い印象。

窓側A1シート。窓ありなので外の景色が見れます。

興奮しちゃって立ったり座ったり落ち着かないんですが、いったん座って落ち着こう。モニターではビジネスクラスシートの解説が流れてます。

ブランケット、というか毛布です。もふもふであったかい。

アメニティセット。ポーチはイタリアのBRIC’S製、アメニティはMONTE VIBIANO製。リップバーム、スキンクリーム、フェイシャルミスト、耳栓、アイマスク、靴下。日本ではあまり知られていませんが質の良いブランドです。ポーチは黄色や白など数色あります。
奥に見える小さなクッションはちゃんと布カバーでデザインが数種類あり持ち帰りOK。

座席のすぐ横にあるスツールみたいなものは収納になっていて、中にはヘッドフォン、雑誌、ミネラルウォーターが入っていました。

座っていたらホットタオルとウエルカムドリンクのサービス。調子に乗ってロゼシャンパンをいただく(お酒に強くない)。ドリンクや食事のメニュー表も渡される。
私なんかがこんな席すわっちゃっていいんですかね。。な気分に。何時間でもここにいれそう。。

それからもう一つ大き目のポーチを渡され、開けてみたら出てきたのがこちら。

スエット?パジャマなの?パジャマなの?!

食事~ディナー~

メニューは好きな時に好きなものを注文し放題です。飲み物も、食事も。どういうこと?
ノンアルカクテル頼んだらミックスナッツもいただいた。グラスはプラスティックじゃなくガラス製です。

食事の希望は搭乗してすぐに聞きに来てくれました。アラカルトのメニューと日本食と、いろいろ選べます。なやんじゃう!っていうか全部食べたい。恥を忍べばそれもOKなんです。
テーブルもきちんとセットしてくれます。テーブルクロスとアラビックなランプ、ウォーターグラス。そしてパンとアミューズブーシュ(先付け)が最初に運ばれてきました。


そしてスープ「サツマイモジンジャーポタージュ」

前菜「ホタテのグリル・枝豆ピューレ」

メインディッシュ「ハーブ風味のベイクドサーモントマトソース」

デザート「マロンケーキバニラソースがけ」

食後の紅茶とおまけのゴディバチョコも。

シアワセ・・・。

食事~朝食~

二度目の機内食。メニューの「朝食」から選びました。
フレッシュオレンジジュース、カフェラテ、ギリシャヨーグルト、パン。ギリシャヨーグルトは柚子とオレンジのコンポートとナッツグラノーラ入り。手が込んでるー。

メインはポーチドエッグ、オランディーズソース。エッグベネディクトのパンなし、みたいな。

ベッドメイク

シートはボタン一つでフルフラットになります。しかしきちんと寝るときはCAさんがベッドメイクしてくれました。
白いパットを敷いてくれて、枕も寝る用の白いふかふかの枕を用意してくれます。なんということでしょう。

おやすみなさい。足を延ばせてのびのび。完全個室で落ち着く。

トイレ

ビジネスクラスはトイレもすごかった。広々窓付きの個室、歯ブラシセット無料。

そのほかの席

1A以外の席もあいてるときに撮影しました。参考までに。
B列の席。Aとは逆で窓側にスツールと小テーブルがあるので窓から外が見えにくいレイアウト。出入りはAより楽かも。

1EFの席。窓はないけど、この席のメリットは「Wベッドにもなる!」ということ。カップルにはおススメ。

席の間に仕切りがあるのでケンカした時も大丈夫(笑)。

まとめ

「これが世界一のビジネスクラスか…」一度体感してしまうと、病みつきになる快適さとサービス。苦痛な長時間フライトが楽しい旅の一場面に変わる、これがビジネスクラスの価値。
今回はアップグレードでの搭乗でしたが、これを狙うのは難しい事ではありません。オフシーズンであれば比較的簡単にオファーが出てくると思います。ポイントは「Webチェックインや予約のコントロールを頻繁にチェックする」これです。+6万円は安くはないですが、快適な空間を12時間確保すること、質の高いフルコース料理や飲み物を好きなだけ、ということを考えるとバリューです。

以上、庶民によるカタール航空ビジネスクラス「Qスイート」レポートでした!

実は、帰りのドーハ→成田もQスイートにアップグレードしてしまいました。てへ。
詳細はこちら
ビジネスクラス最高峰!カタール航空「Qスイート」アップグレード!帰国編

カタール航空の予約はカタール航空公式サイトがおすすめです。予約のコントロールができる上、アップグレードオファーももらいやすい!
カタール航空

「スカイスキャナー」で格安航空券を検索


私いくらがいつも利用している航空券比較検索サービス「スカイスキャナー」。公式のAPIを以下に埋め込んでいますので検索できます!旅の始まりはいつもここから。レッツサーチ!




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マダム いくら

投稿者の記事一覧

はじめての海外ひとり旅は19歳、フランス パリ。以来、旅歴約20年超、世界40カ国150地域くらい。普段は会社員でWebデザイン&運用を生業としている。
いくらの詳細プロフィール>

関連記事

  1. エティハド航空ビジネスクラス搭乗記!機内食や座席、値段をご紹介
  2. アテネのホテル選び~ギリシャ一人旅
  3. [乗船記7]クレタ島イラクリオンとクノッソス編-セレスティアル …
  4. エアアジアでチケットを賢く購入|3連休でマレーシア2018
  5. [乗船記5]ロドス島リンドス編-セレスティアル エーゲ海クルーズ…
  6. LCCエアアジア「機内食」レポート!値段から予約方法、購入方法も…
  7. 【旅レポート】カタール航空でドーハからアテネへ
  8. サントリーニ空港とオリンピック航空(エーゲ航空)でアテネへ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


Asia

カテゴリー記事一覧

マダムいくらの撮影機材

ニコンD5600に超広角レンズをよくつかっています。サブ機はiPhone8。

詳細はブログにて カメラ買い替え「ニコンD5600」

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600

Nikon広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR


PAGE TOP