#2019/5/5更新(赤字) #2019/8/12更新 #2022/04更新
今や旅でも必須アイテムとなったスマートフォン。
日常使っているスマートフォン(以下スマホ)をそのまま海外でもインターネットにつないで利用できれば言うまでもなく便利です。
今回は海外でスマホをネットにつなぐ方法のまとめと、レンタルWi-Fi業者について経験を踏まえてご紹介いたします。
まず海外でスマホをネットにつなぐ方法ですが、主に下記の手段があります。
1. ホテルや空港などが提供するWi-Fi(無料・有料)を使う
2. 各電話会社(ソフトバンクやドコモ等)の国際ローミングサービスを使う
3. 海外Wi-Fiルーターレンタルサービスを利用する
4.「SIMフリースマホ」の場合、地域対応SIMを現地または事前に買ってセットして利用する
5.「SIMフリーWi-Fiルーター」を購入して地域対応SIMを現地で買ってセットして利用する
6. 世界対応WiFiルーターを購入する
このほとんどの手段を体験しましたが、それぞれのメリットデメリットを解説します。
1. ホテルや空港などのWi-Fi(無料・有料)を使う
最近はほとんどの空港やホテルでWi-Fiサービスを提供しています。手軽で便利ですが、回線速度が遅くつながりにくかったり、動画など重いデータの閲覧には難ありといったことがよくあります。また場所によっては有料の場合もあります。
メリット:事前の準備などは必要がないため一番手軽な方法である
デメリット:wifiサービスがない場合がある。空港などの無料Wifiは回線速度が遅い、またセキュリティに不安あり。有料の場合がある。
手軽度★★★★★ 料金★★★
2. 各電話会社(ソフトバンクやドコモ等)の国際ローミングサービスを使う
ドコモやソフトバンク、au等大手キャリアでは、国際ローミングサービスを提供しており、1日あたり上限1980~2980円で海外でインターネットに接続が可能です。
手軽に利用できるので1-2日の短期間であれば利用価値がありますが、数日~1週間以上となると費用がばかになりません。また設定を間違えると高額な請求につながる恐れ(=パケ死)があるリスクがあります。
メリット:事前準備がほとんど必要ないため手軽
デメリット:料金が高い(1日2000円〜)。パケ死のリスク。
手軽度★★★★★ 料金★★
3. 海外Wi-Fiルーターレンタルサービスを利用する
海外Wi-Fiルーターレンタルサービスは大手業者がテレビCMをバンバン流しているのでご存知の方も多いかと思います。例えば「イモトのWiFi」などが有名です。6つの手段の中では最もメジャーな手段となっています。海外専用のWi-Fiルーターを日本でレンタルして旅行の間中持ち歩きスマホを接続して利用します。
デメリットは「借りている間中(使わなくても)レンタル料金が発生する」ということ。例えば二カ国周遊でそれぞれの国のWiFiルーターを借りる場合。一カ国を訪問している間はもう一カ国のWiFiは使わなくてもレンタル料が発生する状態になります。ただし最近は「数カ国周遊用WiFi」などもありエリアによってはそのデメリットは解消されます。
メリット:国際ローミングサービスより安い、手軽。1台で複数のディバイスを繋げられる
デメリット:旅行の間中(使わなくても)レンタル代が発生する。ルーター充電の手間がかかる。
手軽度★★★★ 料金★★★
[関連リンク]
・海外WiFiレンタルなら!イモトのWiFi
・グローバルWiFi
・テレコムスクエアWi-Ho!
4.「SIMフリースマホ」を購入して地域対応SIMを現地または事前に買ってセットする
SIMフリースマホとは、ドコモなど大手キャリアに縛られないSIMを利用することができるスマホです。現地でSIMを購入しSIMフリースマホにセットして使用します。現地でSIMを買ってセッティングする手間がかかりますが、Wi-Fiルーターレンタルよりかなり安くあがるのが魅力。例えばタイなら7日間200バーツ(700円)など安さは歴然。また最近は現地対応SIMをAmazonなどで日本で事前に購入することも可能です。
デメリットはSIMフリースマホを入手する初期投資がかかることです。アンドロイドスマホであれば安いものもありますが、iPhoneだとお高いです。
メリット:通信費が安く済む。特に長期旅行する方や複数の国を周遊する方にメリットあり
デメリット:SIMフリースマホを入手する初期投資が必要。現地でSIMを買ってセットする手間がかかる(店舗で買えばその場で無料でセットしてくれる)
手軽度★★ 料金★★★★★
▽Amazonで現地SIMを買うことができるので検索してみよう。
Amazon海外SIM
5.「SIMフリーWi-Fiルーター」を購入して現地でSIMを買ってセットして利用する
3の手段の進化系です。Wi-Fiルーターをレンタルではなく買ってしまい、現地でSIMを買ってルーターにセットして利用します。手持ちのスマホがキャリア縛りがありSIMフリーを持てない場合に有効です。
4と同じく初期投資は少々かかりますが、通信費はWi-Fiルーターをレンタルするよりかなり安くあげることができるのがメリットです。1万円以下の安いWi-Fiルーターも出回っているのでSIMフリースマホを買うより敷居は低いです。頻繁に旅に出るのであればすぐに元は取れます。
自前Wi-Fiルーターの場合、SIMは現地で買って店舗でセッティングしてもらうのが無難です。自分で設定するのはスマホより少々手間がかかります。
メリット:キャリア縛りスマホのユーザにとっては通信費が安く済む。特に長期旅行する方や複数の国を周遊する方にメリットあり
デメリット:Wi-Fiルーターを入手する初期投資が必要。現地でSIMを買ってセットする手間がかかる(店舗で買えば無料でセットしてくれる)
手軽度★★★ 料金★★★★★
筆者はSIMフリースマホを入手するまで使っていました。Amazonで買いました。
6. 世界対応WiFiルーターを購入する
最近よく使われているのがこちら。これ一台で世界中で使えちゃうというすぐれものWiFiルーターで2万円程度で購入できます。クラウドSIMという技術が使われていて基本SIMを差し替える必要もなし。レンタルWi-Fiでもこれが貸し出されることがあるので、レンタルするなら買ってしまってもいいかもしれません。これを買うべき人は、現在お持ちのスマホがキャリア縛りがある方や、複数のディバイス(スマホ数台やノートPCなど)をつなげたい方、しょっちゅう世界中に行かれる方などです。
SIMフリースマホをお持ちの方には基本不要です。
筆者の結論
いろんな手段を試してきましたが、どれがよいかはケースバイケース。SIMフリースマホにしてからは、現地または事前にSIMを買って利用することが多くなりましたが、行く国と期間、人数によっては「海外Wi-Fiルーターレンタルサービス」が楽です。SIMを現地で調達するほうが確かに安くはあるのですが、お店を探してSIM購入して手続きしてセットアップ、というのはなかなかの手間で時間の限られた旅行であればタイムロスになります。
海外Wi-Fiルーターレンタルサービスなら到着して電源を入れればすぐに使えます。また最近は安い業者さんもおり、数カ国周遊対応のプランなども低価格で提供しています。
特に私がいつもお世話になっている「エクスモバイル」さんは、大手のようにテレビCMなどにお金をかけない分、かなり良心的な価格でサービス提供をしておりおすすめです。例えば先日、ドバイ、マルタ、シチリアに行くのに世界周遊プランを1日1100円で利用しました。国際ローミングサービスより安くてお手軽です。
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