アメリカ鉄道の旅2011

#08監獄アルカトラズツアーとシスコの夜景|アメリカ鉄道の旅2011

サンフランシスコで人気ベスト3に入る観光スポット「アルカトラズ」は、元々監獄として使われていた施設で海に囲まれた小さな離島にあります。この監獄を舞台にした映画「ザ・ロック 」や「アルカトラズからの脱出 」などで一気に知名度があがりました。サンフランシスコ港ピア33からフェリーによるアルカトラズへの観光ツアーがほぼ毎日開催されていて気軽に見学することが出来ます。そんなアルカトラズツアーでも特に人気の高い「ナイトツアー」に参加してきました。不気味な夜のアルカトラズに潜入です!


12月26日
アルカトラズは離島にあるためサンフランシスコの港からフェリーに乗って行きます。ツアーが催行されている港ピア33はこれからツアーに参加する人でにぎわっていました。チケット売り場とフェリー乗り場、カフェを併設したギフトショップなどがあります。


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私が参加するのは16:20からのナイトツアー。16時にはすでに長い列ができていました。人数は見たところざっと50~60人くらいでしょうか。このナイトツアーはすでに売り切れ。これが一度に参加可能人数なのだね。チケットを見せて列に並ぶと途中で写真撮影。テーマパークでよくある後から希望者に有料で販売する写真で背景の壁には大きなアルカトラズの絵があります。高いから買わないけどカメラをむけられるとつい笑顔でピースをしてしまうもので。
フェリーはアルカトラズ行き専用船で3階建て。いよいよ出発です。

アルカトラズ島まで20分ほどのクルージング。景色のいい3階屋上デッキにでました。風が、冷たい。港を離れ街がどんどん小さくなり、進行方向左には遠くにゴールデンゲートブリッジ、右前方にアルカトラズの島。日が段々と落ちて海に光が照り返しすばらしいサンセットです。

フェリーのデッキではガイドさんがスピーカーを通してアルカトラズにまつわるガイドを話してくれます。英語のみなのでちょっと分からないのが残念。フェリーは島をぐるりと一周してから遠回りに船着場に到着しました。
「Welcome to the Rock!」
ショーンコネリーの名セリフ。

鉄格子でできた小さなドアから入るとそこは元囚人のシャワー室だったところ。

ここでイヤホンガイドを借ります。日本語もちゃんとありました。レンタル料金はツアーに含まれているので特にかかりません。イヤホンガイドを受け取って使い方を聞いて、ここからは基本的に自由に見学ができるようです。とはいっても一応順路があり、イヤホンガイドの案内に沿ってひろい建物内を順に見学してゆきます。
階段を上がるとそこは牢獄フロア。真ん中の通りは「ブロードウェイ」と呼ばれていたそうな。両側に狭い独房が並びます。無機的で殺風景な風景、冷やりとした空気。

一般独房は2畳くらい。ベットと机とトイレがついている(左)。右写真は反省房みたいな部屋らしく、鉄格子のドアに小さな窓がついているだけでとても閉鎖的で暗い。ここは中に入ることができるようになっていたけど、一歩踏み入れるのに勇気がいる感じ。

イヤホンガイドの案内に沿って進むと一度外に出るところがあります。ここからは、サンフランシスコの夜景が見渡せました。見学しているうちにすっかり日が落ちていたんだね。ナイトツアーの人気の理由はこの夜景が見れる点にもあります。

再び独房フロアに戻ると、ひときわ観光客の注目を集める独房が。実話「アルカトラズの脱出」で知られたように、実際に囚人が脱獄した独房です。当時を再現してそのまま残っています。

通気口をスプーンの柄でひたすら掘り続けて穴を広げ脱獄。掘っている途中はばれないようにキャンバスに描いた絵を張って隠していた。布団の頭もダミー。穴を出られるだけ広げた後も、脱出通路を確認するために何度か出たり入ったりしていたようです。ダミーの頭はそのときにも活用されました。

囚人の脱獄に対する執念はすごい。

一通り見学を終えたのは約1時間半後。イヤホンガイドを返却し次の部屋に進むとギフトショップになっていました。ショップを通り過ぎて外に出ました。
少し早く廻りきってしまい、フェリーが来るまで周辺をひとり散策。
暗闇の中、遠くにシスコの町の明かりが見える。ちょっぴり寂しくなった。

帰りのフェリーから見るサンフランシスコの夜景もまたセンチメンタル。

ナイトツアーが人気の理由は、サンセットタイムに出港し帰りはライトアップされた街を見ながらのクルージングができることに加え、夜のアルカトラズ監獄がよりいっそう不気味さを増すということにつきる。ゾクゾク体験がしたい方はぜひナイトツアーで訪問あれ。

関連映画:

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普段は会社員でWebデザイン&運用を生業としている。

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