ディオニュシオスの耳(Orecchio di Dionisio)は、イタリアのシチリア島シラクサ(Syracuse)にある洞窟。その名称はギリシャの暴君ディオニュシオス1世と、耳のように見える奇妙な形状が由来となっている。
岩山の中にある巨大な自然の穴で、全長約65メートル。一見するとただの洞窟のように見えるが、その形状によって音が非常に反響する特性を持っている。洞窟内の音響効果は非常に優れており、耳を当てると外部の音が非常にはっきりと聞こえると言われている。
この特異な音響現象がディオニュシオスの耳に関する伝説を生み出した。ディオニュシオス1世はこの洞窟を使って、敵やスパイの会話を盗み聞きしていたと言われている。
現在、ディオニュシオスの耳は観光名所になっていて、訪れる人々は洞窟内を探索したり音響現象を体験することができる。近くには古代のギリシャ劇場やローマの闘技場跡地などがあり、それらシラクサの歴史的な遺跡や周囲の美しい景色と組み合わせて訪れることができる人気の観光地だ。
Travel Data:
訪問:2017年11月
ガイドツアーのおじさんに「何語ができるんだい?」って聞かれて「日本語だけですー」って答えたら「マンマミーア」いただきましたw
— いくら✈︎海外一人旅とバイク (@ikura_hitrip) November 28, 2017
ガイドがいなくてもこの場所を全身で体感したよ
@シラクーサギリシャ劇場 pic.twitter.com/RhWkPz5MBP
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