旅コラム

旅のホテル時間の考え方~私が安宿を卒業した訳~旅の楽しみの半分は宿にあり!

若いころ、貧乏旅行をしていた時は「宿は寝るだけの場所」と割り切っていた。お金もなかったしとにかく安ければ安いほどGoodだと、安宿や相部屋のユースホステルを泊まり歩いていた。お金をかけずに泊まれるということ自体に喜びと価値を感じていたし、それにあまりに旅がすばらしすぎて宿にこもっているなんてもったいないとも思っていた。1分でも1秒でも、もっともっと外を出歩いて何でもかんでも見てみたい。宿にこもっている間に貴重な瞬間を見逃してしまうかもしれないことががまんできなかった。そんなエネルギーにあふれていた。

しかしそんなアグレッシブな時は過ぎ去り、30代となった私の旅スタイルは変わった。
「宿で過ごす時間」にも重きを置くようになった。

考えてもみると旅で1日24時間のうち宿で過ごす時間はけっこう長い。例えば18時にチェックインして翌朝10時にチェックアウトした場合、16時間いたことになる。間に夕食をとりに2-3時間外出したとしても12時間以上だ。そんなに長く滞在する宿を安さや立地だけで選んでしまうなんてちょっと手を抜きすぎだ。
旅の楽しみの半分はホテルにあり!といっても過言じゃないのだ。

それに年齢とともに体力が衰えたことで(普段まったく運動していないせいでもある)、さすがに若いころのように朝から晩まで外を歩き回るような旅は、残念なことにしんどくなってしまったのだ。もちろん「なんでもかんでも見てやるぞ!」という好奇心は昔から変わらず持ち続けている。しかし体が付いていかないのは事実。無理をするとすぐに体調を崩す。

以前タイ&カンボジアを旅した時のこと。
すっかり体調を崩して動くことができず昼間からバンコクのホテルの1室で転がっていた。(おそらく食あたり)。その宿は1泊3000円程度の安ホテルでビルに囲まれた路地裏にあり、窓からは殆ど光が差し込まないようなホテルだった。
(バンコクで3000円ならいいホテルでしょって声もある。1000円で泊まれる安宿もある)

とにかくすべてが最悪だと思った。出かけたいのに体は動かない。部屋は寂れて暗い。なんてつまらない旅だ、と。
「シェムリアップで泊まった宿みたいなおしゃれな宿なら少しは気持もアガッただろうに」

シェムリアップではプチリゾートに滞在

ダークサイトに落ちかけの私は薄暗闇の部屋で今後のホテルのチョイスを考え直そうと思った。お金がないわけじゃないのに若いころの旅スタイルを引きずって安いことに価値を置いた宿チョイスをしてしまったことが失敗だった。アジア圏なら5000円もだせば超快適な滞在ができるのに。ほんの数千円で旅の時間の質が格段にあがるなら、それは本当に価値あるコストだ。
その旅ではバンコクでは4泊したうち3泊をその安宿で過ごしたが、最後の1泊だけ少し奮発して高級ホテルのデラックスルームに泊まった(でも安い。5800円。レポート)

この時感じた落差、快適さ、気分の上がりっぷり。上記の考えは決定的になった。

そんな考え方の経緯があって、以前のエントリー「ホテル選びに失敗しないためのマニアック予約術」に書いたように、ホテル選びにかなり慎重にマニアックになっていったのだった。

しかし「よい宿」を見つけるのというのは本当に難しい。ネットで情報はいくらでも見つけることはできるけれど、良し悪しは個々人の好みやその人とホテルの相性もあったりする。ネットで集めた情報を参考に「これはすばらしに違いない!」と思って予約して泊まったホテルが思ったほどではないなんてことはよくある。よい宿なのにたまたま態度のよくない従業員にあたってしまい最悪な思いをすることもある。
だから、心からすばらしい!と思える宿に滞在できたらそれは本当に貴重だ。
例えば私がここ最近で「心からすばらしい!」と感動した宿は以下。(リンクはホテルレポート)
アルテヴィーダ(ザルツブルク)
ポサダ デ コロアン(マカオ)
シャトーホテル(ニューオーリンズ)
(パラオのプランテーションも追加したいところだが、宿泊費が高いのであえて控えた。高いお金をだせばいい滞在ができるのはあたりまえだけど、そんなに大枚はたかなくてもすばらしい宿はある)

4日後に出発を控えたベトナム旅のホテルもとにかくこだわって決めた。滞在地域にあるホテルほぼすべての情報に目を通したといっても過言じゃないくらい、かなりマニアックに探して決めたホテル。旅のスケジュールを決めるうえでも「ホテル時間」の確保は重要項目なのです。

ではでは。ボンぼやーじ!

ベトナム旅レポート>

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マダム いくら

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はじめての海外ひとり旅は19歳、フランス パリ。以来、旅歴約20年超、世界40カ国100地域くらい。
普段は会社員でWebデザイン&運用を生業としている。

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