旅のノウハウ

ウズベキスタン・サマルカンド観光概要と個人で安く行く方法-遥かなる中央アジア一人旅

*このページには自動広告が表示されます。広告により無料で情報提供しています


人生で一度は行ってみたいサマルカンド。ウズベキスタンにある古都です。サマルカンドで有名なのが「レギスタン広場」。通称「青の都」ともいわれるゆえんとなっている美しいモスクです。

今回はサマルカンドへの行き方を整理してまとめました。なぜなら、自分が行くため。
ちなみに治安は観光する分には何も問題ありません。外務省が公表する海外安全情報でもレベル1です。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報

しいて気になる点となるのはアゼルバイジャン航空機の墜落事故。ロシアによって誤射されたと言うのが濃厚です。ロシアに向かわなければ大丈夫でしょう。知らんけど。

さてまずは位置関係です。ウズベキスタンは中央アジアにあります。中国の先ですね。首都はタシュケント。下記地図の上のピンがタシュケントで下のピンがサマルカンドです。

タシュケントからサマルカンドへの行き方の王道は電車です。毎日数便が運航しており約2.5時間ほどで到着します。飛行機もありますが電車のほうが便利なためか便が少なく週に2-3便しかありません。

タシュケントへのフライト

タシュケントまでは東京から直行便が出ています。ウズベキスタン航空で約9時間のフライトです。料金はエコノミーが5月で15万前後。ただしデイリーでは運航しておらず、週に1~2便しかでていません。そのため少々使い勝手が悪いです。
・運航スケジュールはこちらのサイトで調べられます。
・航空券の検索は神ツールスカイスキャナー 

ソウル経由ルート

そこで便利なのがソウル経由です。なぜならソウル⇄タシュケント間はウズベキスタン航空がほぼ毎日運航しているからです(運航スケジュールはこちら)。フライト時間は7時間と東京からより短くなるのもいい。一度ソウルまで出てしまって乗り換えればスケジュールが組みやすい。しかも料金も東京からより安く9万円くらいになります。
ついでにソウルにも立ち寄れば1度の旅で2か国旅ができます。日本からソウルまでは2時間程度と近いしたくさんの便がありLCCなら格安のチケットもあります。

北京経由のルート

さらにもう一つ便利なルートは「北京」経由です。北京⇄タシュケント間はウズベキスタン航空が週に3~4便の直行便があり、フライト時間は6時間です。しかもリーズナブルで約7万円、日本からの半額です。さらに乗継便でよければエアアスタナ(カザフスタン経由)も飛んでおりこちらはさらに安くなります。
日本から北京までは3~4時間程度、航空会社もたくさん飛んでいて早めに手配すればリーズナブルです。ついでに北京にも寄り道するのも良き。万里の長城や紫禁城などのみどころがあります。

オープンジョールート

これをMIXして、行きはソウル経由、帰りは北京経由で帰るなんてことも可能です。いわゆる「オープンジョー」です。北京→タシュケントは到着が深夜3時というのがネックなので、そういう意味でも往路をソウル→タシュケントにすれば日中のフライトで13時にタシュケントに付けます。

往路:東京(日本)→ソウル→タシュケント
復路:タシュケント→北京→東京(日本)

もう一つの面白いルート

しかし。そもそも行きたいのはタシュケントではなく本命サマルカンドです。
「サマルカンドに直に飛べる国際フライトはないのか?」
という考えに至るのはすぐでした。というのもタシュケントについて調べると、これといって目玉の見どころがなくピンとこなかったのも理由です。タシュケントを起点とすると往復二回立ち寄らなければなりません。時間がもったいないな?

そんな時に見つけたのが、バクールートです。
どこやねん?って思う方が多数かと思いますが私もです。バクーはアゼルバイジャンの首都。ウズベキスタンを越えたさらに先、カスピ海に面した国です。このバクーからサマルカンドに直接飛べる便があるのです。

そして北京からバクーまでも直行便が週に3便あり、これが笑っちゃうほどリーズナブルなんです。

アゼルバイジャン航空はレガシーキャリアなのにLCC並みの価格!?

バクー⇄サマルカンドは週に2便と少ないのと深夜運航なのが難点ですが。

これを利用すればタシュケントを経由せずにサマルカンドに行くことができます。
しかもアゼルバイジャンのバクーは、世界遺産の旧市街がある魅力的な港町でもあります。行くならタシュケントよりバクーのほうが絶対に楽しい

ただし難点は先ほど申した「バクー⇄サマルカンドは週に2便しかない上に深夜運航」という点です。スケジュールが組みにくい。

これらをうまいこと検討調理した結果

ここまでの情報をうまいこと整理して組み立てて、パーフェクトなルートを生み出しました。ここで活用するのはオープンジョーの考えです。

往路:東京→北京→バクー→サマルカンド
復路:サマルカンド→(電車)→タシュケント→北京→東京

行きはバクールートで直接サマルカンド、帰りは電車で移動してタシュケントから帰ってくる案です。
このルートのメリットはたくさんあります。

・魅力的な街バクーに寄り道できる
・帰りはバクーに戻るより時間的にも便数的にも合理的に移動できる
・ピンとこないタシュケントは1度きりの訪問ですむ
・リーズナブル

北京への移動を考える:特典航空券の活用

北京までもたくさんの選択肢があります。王道の東京からの直行便だと8万~10万円もします。。GWだからですけどね。。

LCCや乗継便だと6万円台から。

今回は手持ちのマイレージを利用して特典航空券を利用します。ANAに3万マイルほど保持しているのでこれを活用します。北京までエコノミーなら2万マイル、片道ビジネス使っても3万マイルで北京までいくことができます。別途サーチャージや空港税などが2万円ほどかかります。

早めに動いたので東京からの直行便も空いていました。ビジネスクラスにも空きがある。でも空席の多くは経由便です。経由便と言っても国内経由便です。福岡経由などが多くありました。そこでふと好奇心がむくむくとわいてくる。

「同じ2万マイル内で北京に行くついでにタダで国内旅行もできちゃうんじゃないか?」

ANA特典航空券の大きな特徴として国際線の場合、国内乗り継ぎが2回まで無料でできる仕組みがあります。これは、かなりお得じゃないか?

例えば、羽田→北京、というシンプルな移動の間に無料で別の都市をはさむことができるので
羽田→福岡→北京というフライトが可能。そして福岡には24時間滞在できる。タダで福岡にも行ける、とうこと。フライトさえあれば、北海道でも沖縄でももちろんOK。

面白いではないか。

あれやこれや検索しまくって、こんなルートが完成しました。

往路:羽田→大阪→北京
復路:北京→沖縄→羽田

これでエコノミー20,000マイル+25,840円(サーチャージ・税金・空港利用料)です。タダで大阪と沖縄観光ができちゃいます。

最終決定ルート

往路:羽田→大阪→北京→バクー→サマルカンド
復路:サマルカンド→(電車)→タシュケント→北京→沖縄→羽田

*費用:航空券9.6万円+マイレージ2万+諸税2.5万
*訪問先:6地域3か国

ということになりました。地図に落とし込むとわかりやすいですね。寄り道がたくさんできる!

これを会社で話題にしたら「クレイジー」とのお言葉を頂戴しました。
冒頭の話に戻りますが、最も王道でシンプルなサマルカンドへの移動は下記であることをお伝えしておく。

往路:東京→タシュケント→(電車)→サマルカンド
復路:サマルカンド→(電車)→タシュケント→東京

*費用:航空券15万円
*訪問先:2地域1か国

むむ?どこで道をまちがったのだろう・・・。
「こんな面倒くさいルートを組みやがって」とぼやく当日の私が目に浮かびます。
バクールートを見つけたときに「今回の旅はアゼルバイジャンだけでもいいのじゃないか」という考えもうっすら横切ったのだけど。「やっぱりここまできたらサマルカンドにも行かない手はないよね」と、欲張ってしまいました。

「スカイスキャナー」で格安航空券を検索


私いくらがいつも利用している航空券比較検索サービス「スカイスキャナー」。公式のAPIを以下に埋め込んでいますので検索できます!旅の始まりはいつもここから。レッツサーチ!




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マダム いくら@旅歴28年

投稿者の記事一覧

はじめての海外ひとり旅は19歳、フランス パリ。以来、旅歴約28年、世界45カ国150地域くらい。普段は会社員でWebデザイン&運用を生業としている。
いくらの詳細プロフィール>

関連記事

  1. 空港ラウンジ 空港ラウンジの基本とプライオリティパス
  2. 香港のSIMをAmazonで事前に500円で買って香港で使用した…
  3. エーゲ海クルーズを個人で格安に手配する方法
  4. サウジアラビアに行くならeSIM(イーシム)が便利でおすすめ!メ…
  5. エジプトに行くならeSIM(イーシム)が便利でおすすめ!メリット…
  6. 海外豪華客船クルーズは安い?
  7. フィリピンマニラに行くならeSIM(イーシム)が便利でおすすめ!…
  8. スカイスキャナー2018 賢い海外格安航空券探しは「スカイスキャナー」一択!メリットと使い…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


Asia

カテゴリー記事一覧


PAGE TOP