ルクソールの観光スポットは広範囲に点在しています。これを1日で個人で巡る方法をご紹介。
歩きでは無理なので、ツアーに参加するか、車をチャーターするのがベストです。物価の安いエジプトでは、車+ドライバー+ガイドを5~6時間利用しても1万円程度です。
1日のタイムテーブル(結果):
07:00 ルクソール神殿
08:30 ホテルで朝食
10:30 手配したガイドとともに出発
10:45 王家の谷
12:20 ハトシェプスト女王葬祭殿
14:10 カルナック神殿
15:40 ホテル帰着
18:00 夜の送迎ガイド手配
18:20 ルクソール博物館
19:20 ルクソールの街を散策
20:30 カルナック神殿音と光のショーへ出発
22:20 ホテル帰着
1日でこれだけ廻ることができました。でも、さすがにくったくた。
では、写真とともにご紹介します。
7:00 ルクソール神殿
早朝6:30、一日を有効に使うべくホテルを抜け出し散歩がてらに向かったのはルクソール神殿。
「ルクソール神殿がすぐ近くのホテルだから歩いて行ける♪」
という認識は間違ってはいなかったけれど、一つ大きく誤算だったのは、広大なルクソール神殿の入口は一つしかなく、入り口に行くには広大な神殿をぐるりと大きく回り込まないとたどり着けず、かなり歩いたことだ。
いろいろあって追いついてないですが、おはようございます。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
現在ルクソールは朝6:55。
朝日に照らされ神々しいルクソール神殿を、
隙間から見てる。
オープン7:00なんだって。
Googleマップの情報は6:00だったのだけどなhttps://t.co/H3chPozFep pic.twitter.com/3R17ZivlFm
入場料は400エジポン約1300円。支払いはなんとクレカのみ。急なインフレでエジプトポンド現金が信用されていないのかな。
8:30ホテルで朝食
その後ホテルにもどって朝ごはん。ナイル川を見渡せる2階のレストランにてビュッフェスタイル。
朝から歩いて疲れたからオレンジジュースがぶ飲み。
その後ツアーデスクでガイド手配。昨日オンラインで予約しようとこころみたのだけど、直前すぎてうまく予約できず。ツアーデスクでもちょっと手配に難航しあちこちに何度も電話をかけてくれている。10カ所以上かけてなんとか確保してくれた。10:30で予約。料金はガイド+ドライバー+車で65USドル(約1万円)。ネットの料金と比較すると安いほう。相場がわかるのも調べておいた功績。
部屋に戻って休憩と身支度。今日もいい天気!
10:30手配したガイドとともに出発
時間通りにやってきた、赤いSUV。男性のガイドさんとともに出発です。
昨日のガイド手配は直前すぎてちょっと難航しツアーデスクでは10件以上電話してくれてやっと見つけてくれた。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 2, 2024
9時に相談してガイドさんは10:15に来てくれました。一見、コワモテのお兄さんだけど、フレンドリー。トラブル時もキチンとサポートしてくれた。#ルクソール https://t.co/NsPE1Dv9Dn pic.twitter.com/njeuTGteZu
10:45 王家の谷
まずは王家の谷。有名なツタンカーメンのミイラが眠る谷です。
チケット購入でトラブル。自動販売機でクレジットカードの決済は通ったのに、チケットが出てこない。ガイドさんがスタッフにあれこれ調整してくれて、クレカのレシートをチケット代わりに入場することに。これが大変で。チケットは通常、3か所の墓に入ることができる。墓の入口でガイドさんがつどつど、券売機のエラーのことを説明してくれて、それでなんとか入るという。。
ちなみに料金は600エジポン、約2000円。ツタンカーメンのお墓は別料金で、今回は時間がなくては入れませんでした。。チケットの買い方とかちゃんと勉強しておけば行けたかもなと反省点。
入場料とは別に電動カート代金が20エジポン。
王家の谷は、今回の旅のなかで、一番、心が動かされた場所でした。
詳しくは下記記事にて:
写真で旅する「王家の谷」エジプトルクソールの世界遺産(AI解説)
12:20 ハトシェプスト女王葬祭殿
車に戻って移動です。次に向かうのはエジプトの世界遺産「ハトシェプスト女王葬祭殿」。
チケットは窓口で購入。現金購入で400エジポン。壁には360ってかいてあるのだけどな。ここでも入場料とは別に電動カート代金が20エジポン。対した距離ではないけど安いしらくちんだしおすすめ。
13:20お土産屋連れ込み
もはや定番イベント、お土産屋連れ込みですw
ウチの製品がどれほど素晴らしいかを説明するデモンストレーションの後に店内につれこまれ、ジュースやお水のサービス攻勢。ふーん、へー、ほほーう、と見て回りドリンクだけもらって、何も買わずに店をでましたw。ここで負けないのが旅の達人。
お店の外観が、なんかかわいかった。
13:40メノムンの巨像
ここも定番ルクソールのスポット。入場料はなく無料でだれでも見れる。
すやすや寝ているわんこが気になる。
14:10カルナック神殿
ガイドツアー最後のスポットです。入場料は450エジポン。約1500円。
かなり広大な遺跡。前半20分くらいガイドさんに説明してもらいながら歩き、後半30分はフリータイム。
①王家の谷
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
② ハトシェプスト女王葬祭殿
③メムノンの巨像
④カルナック神殿
⑤ルクソール神殿
以上が「ルクソールに行ったら最低限見とくべき定番スポット」という感じですが、駆け足でも6時間はかかる。
王家の谷はもっかい行く。いつか。#エジプト #ルクソール pic.twitter.com/BNx8ErACFV
15:40ホテル帰着
10時半にホテルをでて約5時間かけてぐるりと回ってきました。ガイドさんとドライバーさんにはそれぞれ200エジポンのチップをお渡ししてツアーは終了。
炎天下の中歩きどおしで、さすがにくたくた。ちょっと休憩!
もう一歩も動ける気がしない。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
けど第二ラウンド検討中。
博物館行って、夕方のライトアップされたルクソール神殿をもっかい撮影に行くプランが濃厚。カルナック神殿の夜の「音と光のショー」も行きたい。。
頑張れ私の足腰。 pic.twitter.com/TP0o62HD1E
18:00 夜の送迎ガイド手配
ルクソールで過ごす夜は今夜だけなので、カルナック神殿で毎夜開催される「光と音のショー」への送迎を手配。往復で15USドル。約2300円。チケットは別途900エジポン。約2700円。いままであまりツアーデスクって使ってこなかったけど、当日分の予約の場合は便利ね。
18:20ルクソール博物館
ホテルから徒歩10分もかからないところにあった博物館へ。夜遅くまで開いているみたい。入場料は300エジポン。約1000円。あまり有名ではないものの、2体の王のミイラが見れたりと貴重な博物館。
詳しくは下記の記事へ
ミイラも展示されている「ルクソール博物館」レポート(AI解説)
19:20ルクソールの街を散策
商店でジュース買ってみたり。
20:30カルナック神殿音と光のショーへ出発
ツアーデスクに言われたように20:30にロビーに降りると送迎ガイドさんはすでに待機していてくれました。
カルナック神殿の音と光のショーは、たくさんのお客さんがシアターに集まって壮大な物語を鑑賞する、
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
っていうイメージとは全然違って。
遺跡内をガイドさんに案内されながら移動しながらポイントポイントで鑑賞し、最後20分が着座、でした。
クタクタにトドメOrz pic.twitter.com/GqGuwMOE4O
開始5分前まで客が6人しかいなくて、うち4人が日本人!ってことで「日本語で放送してそれ以外はオーディオガイド」ってなり、おお!って思ったのも束の間さらにゲストが到着して日本人劣勢となり多数決でフランス語となりました。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
5人以下だと開催中止だとか。
わんちゃんも参加してた。 pic.twitter.com/Dt3ZxWfx0T
昼間とは雰囲気が異なる夜のカルナック神殿内部を歩き回れたのは良かった。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
最後のシアターは、広大なカルナック神殿全体がステージというダイナミックさ。
照明と音響の技術も凄い。オーディオガイドの日本語も流暢でしっかりしてた#ルクソール pic.twitter.com/mKkR2hpfq8
22:20ホテル帰着
全身全霊でめぐったルクソール。満身創痍。夕ご飯も食べずに寝ました。
エジプト旅はまじ体力使うのでなるべく若いうちの方がいいと思った。
— いくら✈︎会社員トラベラー🇯🇵 (@ikura_hitrip) May 1, 2024
気温30度越えの中、乾燥した砂の大地を歩き回るのは過酷でした。。
命の水、1リットル消費した。
現地で売ってるのは50エジポン。約150円と高め pic.twitter.com/kNDTsyO5Q6
【AI解説】ルクソールの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」
ルクソールにある遺跡群は「古代都市テーベとその墓地遺跡」として1979年にユネスコの世界遺産に登録されています。古代エジプトの新王国時代(紀元前16世紀〜紀元前11世紀)の首都であったテーベ(現在のルクソール)には、壮大な神殿や王家の谷など、数々の重要な遺跡が集中しています。
これら遺跡群はその歴史的、文化的価値が高く評価され、古代エジプトの建築技術、芸術、宗教観を示す貴重な資料であり、人類の歴史における重要な遺産とされています。
主要な遺跡とその特徴
1. カルナック神殿
カルナック神殿は、古代エジプト最大の宗教施設であり、アメン神を主神とする一連の神殿、祠堂、塔門などから構成されています。最も有名な部分は、巨大な柱が立ち並ぶ「大列柱廊」です。この壮麗な神殿は、多くのファラオたちが時代を越えて拡張し続けました。
2. ルクソール神殿
ナイル川沿いに位置するルクソール神殿は、アメンホテプ3世とラムセス2世によって建設されました。この神殿は、カルナック神殿とスフィンクスの石像が並ぶ長い参道で結ばれており、毎年行われるオペト祭の中心地でもありました。
3. 王家の谷
ナイル川の西岸にある王家の谷には、約60基の王墓が存在します。ツタンカーメン王の墓が発見されたことで特に有名ですが、他にも多くのファラオたちの墓が発掘されています。これらの墓は、壁画やレリーフで装飾されており、古代エジプトの死生観や宗教観を垣間見ることができます。
4. 王妃の谷
王家の谷に隣接する王妃の谷には、王妃や王族の墓が多く存在します。特に有名なのは、ラムセス2世の妻ネフェルタリの墓で、その美しい壁画が有名です。
5. メディネト・ハブ
ラムセス3世の葬祭殿であるメディネト・ハブは、西岸に位置しています。この神殿は、その壮大な壁画や彫刻が残されており、ラムセス3世の戦勝記念碑としても知られています。
歴史的背景
古代都市テーベは、紀元前16世紀から紀元前11世紀にかけてエジプトの首都として栄えました。新王国時代のファラオたちは、この地に壮大な神殿や墓を築き上げ、テーベは宗教、政治、文化の中心地となりました。ファラオたちは、死後も神として崇められることを望み、豪華な墓や神殿を建設しました。
観光のポイント
訪れる際には、各遺跡の特徴や歴史的背景を理解しながら見学すると、より深い感動を得られます。また、暑さ対策として、日焼け止めや帽子、水分補給を忘れずに行うことが大切です。ガイド付きツアーに参加すると、専門知識を持つガイドから詳しい解説を聞くことができ、遺跡の魅力をより一層楽しむことができます。
古代都市テーベとその墓地遺跡は、古代エジプト文明の壮大さと神秘を体感できる場所であり、歴史好きにはたまらない観光地です。訪れる際には、時間をかけてじっくりと探索し、その歴史的な価値を味わってください。
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