トルコ'22

イスタンブール市内からサビハ・ギョクチェン国際空港への移動|トルコひとり旅2022

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イスタンブールには空港が2つある。一つはメインとなる「イスタンブール国際空港」。2019年に移転オープンした巨大国際空港。もうひとつは逆の方向にある「サビハ・ギョクチェン国際空港」。今回はこの空港へのアクセスについて。

イスタンブール国際空港の場所
サビハ・ギョクチェン国際空港の場所

サビハ・ギョクチェン国際空港はイスタンブール市内からまぁまぁ遠くにある。2022年9月時点ではアクセス方法はバスかタクシーが中心。私は今回タクシーで移動してちょっと失敗したのでその記録です。

ところで、なんとつい先日の2022年10月2日に空港への直通メトロM4号線が開通したそう!Google Mapを見ていたら路線図がサビハ・ギョクチェン空港までつながっていたので気が付きました(下のマップ参照)。これは便利になりますね。アジア側にわたる必要はありますが、マルマライ線Marmarayを使えば乗り換えができます。元々は2021年に開通を予定してたそうなので1年遅れでの開通です。

メトロM4号線:

さて、話を戻して。
イスタンブールの街はボスポラス海峡によって大きく3つに分断されているので移動に注意が必要。

「サビハ・ギョクチェン国際空港」へは、新市街のタクシムから出ている空港直通バスを使うのが正攻法だ。しかし今回、旧市街側にあるホテルからタクシーを拾って空港へ向かうことにした。大きな荷物があったのでタクシムまでの移動がしんどいというのがあってタクシーのほうが早いだろうとふんだのだ。

しかしホテルに呼んでもらったタクシーは一向に来ない。10分~20分~…30分が経過したころ、さすがに飛行機の時間に間に合わないと焦りホテルスタッフをせかすと、呼び出しを諦めて道路に出て流しのタクシーを拾ってくれた。最初から、そうすればよかった。。

しかし。やっと空港へ向けて出発。飛行機の時間が迫っており焦っている中、
タクシーはなぜかフェリー乗り場のパーキングに止まった。
え?どういうこと?
Google Mapで空港までの車ルートを調べると、海を越えることができる道路がありそこを行くルートが表示されている。私はそれを運転手に見せてこのルートで行かないのか?と尋ねた。

英語が一切わからない運転手はトルコ語とジェスチャーで何かを説明している。
うーん、さっぱりわからん。状況からわかることはタクシーごと渡し船(フェリー)に乗って海を横断しようとしている、ということだ。
それ、遠回りじゃない?フェリーはいつくるの?
わからないことだらけで不安と焦りがつのる。空港まで1時間以上、飛行機搭乗時間まであと2時間半。。タクシーを選んだことが間違いだったかもしれない。電車か徒歩で新市街側に移動してバスに乗ったほうがましだったかも、と自分を恨んだ。このままでは飛行機に間に合わず、詰んだ、と。
最悪間に合わなかった場合のプランも考えた。今日中に飛ぶのは無理なので、明日の朝イチの便だとすると、イスタンブール空港発がある。となると再びとんぼ返りで市内に戻って一泊するか、空港近くに宿をとるか。。。
そんな私の焦りを落ち着かせるように、運転手がスマホの翻訳アプリを使って「空港には16時につくから」とのこと。
ほんとに?こうなったら運転手を信じるしかない。

そして待つこと10分くらいか、フェリーに乗り込むことができた。乗ってからも、不安は収まらない。
フェリーはゆっくりゆっくりと、動き出した。


タクシーの中で待ちながら、ん?と気づく。
てっきり新市街側に移動するのかと思い込んでいたけど、それは思い違いで、アジア側に渡ろうとしていることを。そ、そういうことか!
ボスポラス海峡を越えてタクシーはアジア側の港に到着した。

フェリーを降りるとタクシーの運ちゃんは、ありえない走り方でめちゃくちゃ飛ばしてくれた。
まっすぐな高速道路ではぶっ飛ばし、隙間を見つけてはぐいぐいと車線変更をして割り込み、
え、う、うん、急いでくれるのは大変ありがたいのだけど、、。
ちょっとだけ、命の心配をした。

空港までの道のりはGoogle Mapで確認しながら現在地を把握し、あとどのくらいかを想定することができた。最短ルートを飛ばしてくれている。
途中の車窓風景は近代的なビルがどかんどかんと立ち並ぶ都市だった。

そしてタクシーは滑り込むように、サビバギョクチェン空港に到着した。
しかも16時ちょうど、ぴったり
すごい!


タクシーの運ちゃんはぼることもなく相場である500リラ(約3900円)を受け取って去っていった。
運ちゃん、ありがとう(涙)疑ってすみませんでした。

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