太平洋フェリー「きそ」のセミスイートルームに苫小牧から仙台港まで乗船したレポートです。
乗船したのは2022年5月9日（月）。GW明けの平日とあって直前予約（5/5）でも空きがあり、かつ一人で利用する場合の貸し切り料金が無料ということで奮発しました。

乗船

乗船当日。フェリーターミナルへは少し早めに到着して手続きを済ませた。
バイクなので船のおしりからバイクに乗って乗船します。普通にタラップから乗船するような旅情はないのですが、バイクだからこそ見れる風景があったりするので嫌いじゃない。

きそ船内へ

メインフロアは三層吹き抜けのダイナミックなつくり。流れるように組み合う階段が優雅さをかもしています。
姉妹船「いしかり」ができるまで、クルーズ・オブザイヤー１位を獲得し続けていたのがこの「きそ」なのです。

そしてさっそくお部屋へ向かいます♪
ワクワクドキドキドアを開けると～広い！！
なんたる広さ。ひとり旅には贅沢このうえない！
部屋はフェリーの進行方向にあり、窓からは先頭側を見ることができます。

お風呂も窓付きのビューバス！
完全にホテルですね、これは。船室であることを忘れそうです。

大浴場で湯ったり

お部屋にお風呂があるものの、大浴場にもやっぱり入りたい！
和のテイストを感じる広い内湯はジャグジーとジェットバスも備わっていて、海の風景を眺めながら旅の疲れを癒せます。
サウナがありますがコロナ渦のため使用中止でした。
欲を言えば露天風呂があったらよかったなぁ。

レストラン「タヒチ」でビュッフェディナー＆モーニング

食事はメインレストラン「タヒチ」でビュッフェスタイルでいただきました。
メイン料理にローストビーフ、新鮮な野菜サラダコーナーにデザートまで、充実の品そろえで￥2100はお得！スイートルーム以上は無料です。

食事を簡単に済ませたい人はカフェで軽食を購入することもできます。

シアター「サザンクロス」

きそのおおきな特徴はフェリーのど真ん中に本格的シアター「サザンクロス」がドーンと存在していること。この日は21時から映画「総理の夫」を上映した。

甲板でクルージングを楽しむ

甲板には自由に出ることができます。ベンチなども用意されているのでのんびり海の風景を眺めクルージングを楽しむことができます。サンセット・サンライズタイムはぜひ甲板に出てみて。

料金について

GW明けの平日とあって一人で利用する場合に必要な「貸し切り料金」が無料でした。
「特等」と迷ったのですが、スイート以上は食事券（夕・朝ビュッフェ計3300円分）が付くことを考えると1万円の差ならセミスイートのほうがバリューだなという判断。

この日の料金：
ロイヤルスイート　46,600円
スイート　33,200円（満室）
セミスイート　30,000円
特等洋室　20,700円
+バイク輸送　7,000円

これに伴い事前に抑えていた5月7日 発 小樽→新潟（ツーリストＳ&バイクで29,200円）は同日キャンセル。手数料2920円がかかってしまいましたが、やりたいこと・気持ちを優先しました。来た時と同じ日本海フェリーで帰るのはつまらないなと考え直したのと、太平洋フェリー「きそ」に乗ってみたい！というのがあったので。日本海フェリーのツーリストＳ価格とたいして変わらないというのもセミスイートの後押しになった。